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2018 8 28 北風と太陽のお話 つづき

私達の心の事を分かりやすく教えてくれているのが北風と太陽のお話なのですが、どういう事なのか?と言うと 辛い事、苦しい事、哀しい事などなどの有り難くない いろんな事が起きるのが、私達の日々の生活ですね。

その辛い事が つまり北風です。

辛い、苦しい、哀しい思いをすればするほど自分の身を守るために、コートの前をおさえて一所懸命に脱ぐまいとして頑張りますよね、
そうやって自分の身を守ろうとして何重にも着込んだコートがトラウマなのです。

一所懸命に生きているうちに沢山のコートを何重にも着込んだ私達はだんだん来ているコートが重たくて生きる事が大変になっていきます。

そのコートはいつ着たのかも分からなくなりますし、なぜ着たのかも分からなくなっていきます。

ある女性は、ずぅっと生きてきた人生の中でどうも自分には女性に対する不信感が根強くあるなぁと気づきました。

何故なのか? 考えても分からない。

思い出そうにも、全然分からない

その人は50代の後半になって、初めて母親から、あなたはまだやっと歩くか歩かないかの頃に父親の妹達からいじめられていたらしいと聞かされました。

なるほどと合点がいきました。

思い出そうにもあまりに幼い頃なので、分からなかった自分の中の同性への不信感が理解できたのです。

人見知りをする自分への思いやりの気持ちが芽生え始めました。

可哀想だったなあ〜

そんなに小さな頃に遊んでくれると思っていた叔母ちゃん達から意地悪をされていたなんて!

そんな感じなのだと思います。

いつのまにか知らないうちに沢山の身を守るためのコートである人見知りの気持ちや仲良くなったとはいえ人に打ち解けられないとか、職場の人間関係がうまくいかないとか、いろいろな生きづらさが私達の身体や心の上に重なっていきます。

例えば物覚えの悪さなども身体にたくさん着たコートが邪魔している場合があります。

また続きます。

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